雑誌「東京人 2015年8月号 船でゆく東京水上散歩」の写真を撮影しました。（表紙は僕ではありませんが…）

タモリ倶楽部などに出演している石坂善久さんや今尾恵介さんと、江東区を縦横に走る運河や神田川、日本橋川などを船で回って写真を撮りました。
石坂さんとは、ご自身が所有するモーターボートに乗って江東デルタ地帯にある、ゼロメートル地帯の水位を守る荒川ロックゲートや扇橋閘門、水上からしか見ることの出来ない、JR東日本のレールセンターのイグアナクレーンなど廻りました。
今尾さんとは、神田川、日本橋川を巡る「都心の水辺のエコツアー」で、江戸から東京への移り変わりの痕跡を廻り、大規模なバリアフリー化工事が進むお茶の水駅や、東日本大震災で損傷を受けた常磐橋の改修など今しか見られない風景を見ることが出来ました。
また、水上バスのヒミコとホタルナのデザインをした松本零士さんのインタビューも撮影しました。

今回僕が取材したコース以外にも様々な水上バスを紹介していますのでこれからの季節におすすめです。

全国の書店、Amazonにて発売中です。

余談ですが、今回水上の取材だったので、編集の方に撮影場所を分かりやすくするため、EOS 7D Mark IIのGPS機能を使いました。
Adobe Photoshop Lightroom 6 のマップ機能で表示するとこんな感じになります。

Lightroomでは外付けのHDDにオリジナルのRAWデータを移した後でも、ライブラリから地図の表示ができます。
隅田川など空が開けている場所では位置情報が1メートルくらいの誤差で出ますが、高速道路が頭上を走っている日本橋川では（仕方がないことですが）百メートルぐらいずれることもありました。測位がうまくいかない場合、前回測位した位置情報が記録されるようです。